BSB制作日記 ～ 今月の第一弾は～

　B.S.B&theNPG×ALPS176MH3（改）　Takuya’sCustom

大型を対象としたかかりフィネスロッド。

落とし込みをメインとした釣法で大型の真鯛、チヌの年無し、尾長グレ、青物等を専門に狙うスペシャルロッドを製作しました。

176㎝の中に3キロ~4キロを想定し、バット部に強さを持たせ、ベリーからティップは奇麗に弧を描く

セッティングにしています。MH3（第3世代）と位置付けたブランクスはこれまでと曲がり方が違います。

ロッドに仕事をさせ魚を浮かすイメージにかなり近づいています。

　穂先はGBソリッドでピンピンの先調子1本（喰い上げのアタリも明確）とフカセ調子に。

ALLSICガイドで糸滑りも抜群です。1日中30~40Mまで落とし込む作業を繰り返すので糸滑りは重要です。

　ただ大きい魚を釣るだけであれば硬く強くでも良いのですが、ラインを細くしたりPEを使用したり・・・

硬いだけではダメなんです。

　リメイクも2本しっかり作業して。元の和テイストなロッドから完全にBSBデザインへ(^_-)

コルクとEVAの組み合わせって本当にかっこいいですよね！コルクはかかり釣りに向かない？

と言われる方多いですが・・・一度使えば良さがわかります。BSBではコルクユーザー様多いです。

少しお時間がかかってしまいますが同じような作業もまだ数本残っています。

何とか工程に入れて出来るだけ早くご返却しますね。

　穂先のご注文を多く頂いております。

九州は6月からいよいよ本番といった事もあり増えたのと、トーナメンターの方からBSBの1番、4番、5番を

多くご注文を頂きました。また〇〇の竿に合わせて作ってというご依頼も非常に多かった月です。

毎日巻いて巻いて巻きまくっていますが・・・・

頑張って納期通りでお手元に。

　穂先の種類も増えていますので整理しました。

ユーザー様はご存知ですがBSBでは穂先に番号を割り振っています。

1が先調子⇒5が胴調子といった感じです。また先端径も違いがあり

0.3㎜～0.5㎜で調子を出しています。

　現在人気は1-1番、4-1番、5番、4-2番といった感じです。

＊ちなみに4-2がType5に近いとユーザー様よりコメントを頂くことが多いです。

　ご参考までに

　佐賀県唐津市も梅雨入りしていて、雨の日が多くなってきました。

たまに晴れた日は工房裏の浜辺にしずむ夕日が非常にキレイです。

また10分ほど車で走れば蛍スポットも。写真へたくそですが・・・

　この地を選んで本当に良かった思う日があります。製作に集中でき悩めば海をみて

工房へは色々な方が遊びに来ていただき毎日があっという間でです。

　7月はコラボ（OEM）や釣具屋さんとの連携などなど目白押し。また忙しくなるな~