TZ(トルザイト)ガイドって!?
今日はガイドの選定についてです。
これまでかかり釣りのガイドはFuji社のSICガイドが主流でした。
しかし、最近になりTZ(トルザイト)ガイドが販売され各ジャンルで採用されています。かかり釣りでも同じく採用が進んでいます。
●TZガイドのメリット(SICガイドに比べ)
・強度が高い・高いライン保護力
・薄い(肉厚が)
・衝撃に強い
ではなぜSICガイドからTZガイドへ移行するのでしょうか?
その理由の多くは、釣り方の変化です。より感度・繊細さを求めた結果、PEライン等の使用範囲が拡大したことです。
そこでガイドに求められたのは、耐摩耗性向上、ガイドの軽量化、糸がらみ防止等です。現状のガイドよりも少し良くなりますというイメージです。
かかり釣りにおいてのメリットはではどこにあるのでしょうか?
これはBSBで考えるポイントですが、元竿をTZガイドに変えるメリットはSICガイドよりも少し性能は上がりますといった感じで、
無理にTZにする必要はないと考えています。
どちらかというと穂先にこのTZガイドの性能が最大限に引き出されると考えています。
穂先採用のメリット
・強度が強い・高いライン保護力 → PEに対応ができる
・薄い → 今までの(SIC)ガイドより軽い・太い号数も対応できる
・衝撃に強い → これは強いに越したことはない。。。
ここで上のリング写真を見てください。
SICリングに比べTZリングの方が薄い(内径が大きい)というものです。
穂先にはTZ(R型)の3番を使用します。
これは、SIC3.5番=TZ3番という事になります。
この0.5薄くできたことが内径を確保しつつ非常に軽くなり、繊細なかかり釣りの穂先に装備する事が出来たのです。
まだまだ、ミニクロガイドやステンレスガイドの重量にはかないませんが、穂先の負荷ぎりぎりのところでようやく採用されだしたと考えています。デメリットである穂先の鈍さは最新のラインが十分にカバ―できるとう考えにもなります。
更にガイドが進化し最計量モデルが開発される事を願っていますが。。。
色々と書きましたが、穂先のTZ化はまだまだ進むと思います。BSBでも更に2タイプの調子を開発中です。こうご期待ください。
コメントをお書きください